平成29年度 合格者達の声


後半戦通信添削講座(参加No.1026),ユープラ(参加No.045)
Yさんの声(福岡県)

【Q1. ウラ指導の指導内容で,特に合格に役立ったと思われることを教えてください.】
1.多くの答案を見れること
2.渾身のライブ講義(講習会
3.判断ポイントの優先順位

【Q2. 学習方法で工夫したことや力を入れて勉強したことを教えてください.】
1.他受講生の答案に対し、自分なりに1/400でプランし、計画力を高めた。
2.課題文の読み落としが無いよう、独自のマーキング方法を考えた。
3.エスキースの時短のため、室名を入れなくて済むよう工夫した。
4.例年、エスキースから計画の要点完了まで3時間と決めていたものを、2時間30分で終わるよう、時間管理を見直した。
(本試験では、さすがに2時間30分は厳しかったが、2時間50分後には作図に入ることができたため、30分近くの見直し時間が取れた)

【Q3. 合格できなかった年に比べて,心構えや当日の心境などで変化したことを教えてください.】
1.各論めいたことを何時までも考えない。
2.敷地全体を俯瞰して計画できた。
3.時短のため、計画の要点をシンプルに書くことを心がけた


【Q4. その他,製図試験のご感想,後進の受験生達へのアドバイス等がございましたら,ご自由にご記入ください.】
製図試験の感想:とにかく、総論で考えることだと思います。総論で考えることができれば、必然的に多数派の答案へ近づきます。ただし、受験勉強期間中は、各論を全く無視はできないことも事実。(知識武装として)
本番では、そこの使い分けが大事ではないでしょうか。
正に、「選択と集中」ですね

アドバイス:むずかしく考え過ぎないことは大切な要件ですが、それでも、ある程度の計画力は持っていた方が安心です。計画力を磨くには多くの答案を見ることですが、見るべきポイントが分からないのであれば、可能な限り各答案における疑問点を1/400プランで自分なりに修正することも効果的だと思います。それを実践することで、コアプランやスパン割及びゾーニング等の妥当性が次第に見えてくるようになり、計画力が少しづつ身に付くと思います。

その他:私の場合、添削図面に対する指摘コメントに異常反応していた感がありました。そのことが結果的に課題条件をさらに難しくしていたのかもしれません。もちろん、間違った答案に対する指摘のコメントは重要ですが、指摘の全てを真に受けていたのでは、計画の手が鈍ることもあるでしょう。今回導入された「判断ポイントの優先順位」と添削における指摘コメントが旨く紐付されれば、「選択と集中」に磨きがかかるような気がします。